不眠症の種類
入眠障害
布団に入っても眠りにつくまで30分以上経ち、しかも毎日続き、眠れないことが苦痛だと感じれば
入眠障害という不眠症の疑いがあります。
ストレスや精神的ショック、昼間の仕事の緊張状態が続いているなどが考えられます。
神経がリラックスされないまま眠ろうとすると眠れません。
アロマオイルやストレッチ、ウォーキングでリラックスする習慣をつけましょう。
熟眠障害
眠りが浅く、たくさん寝たはずなのに疲れがとれない症状です。
枕や布団が身体に合っていない場合もあるのですが、
慢性的なストレスや疲れがたまりすぎていて、今までの睡眠時間では足りない場合もあります。
寝具を交換したり、睡眠時間を長くとったりしましょう。
中途覚醒
夜中に何度も目を覚まし、もう一度眠ろうとしてもなかなか寝付けない症状です。
ちょっとした物音でも目が覚めてしまいます。
これもストレスが主な原因ですが、寝る前の飲酒は逆に夜中に目が覚めてしまうので控えてください。
早朝覚醒
朝4時頃に目が覚めてしまい二度寝ができない、夜中の2時や3時に起きて二度寝をするなどの症状です。
これは35歳以降睡眠に対する老化もありますが、ストレスからくるうつの初期症状の場合が多いのです。
早めに心療内科で相談しましょう。
過眠症
過眠症にはナルコレプシーが有名です。
ナルコレプシーは日常生活をしている上で、突然眠気におそわれ眠ってしまう病気です。
大切な会議や試験、車の運転中など通常では眠らないような状況でも眠ってしまうのです。
この症状は他に、感情が高ぶると体中の力が抜けてしまうこともあります。
数ヶ月以上、日中に突然眠くなるのであれば過眠症の疑いがあります。
睡眠時随伴症とは
難しい病名ですが簡単にいうと「夢遊病」や「ねぼけた状態」のことです。
本人は眠っているので覚えていませんが、いろいろ動き回って周囲の人に怪我をさせてしまう場合もあります。
睡眠時随伴症はこれ以外にも、歯ぎしりやいびき、金縛りなども含まれています。
この睡眠障害の原因はいまだにはっきりしていませんが、ストレスや疲労からきているともいわれています。
概日リズム睡眠障害
本来、人は朝起きて夜眠る生活をしています。
しかし現在では勤務形態が交代制であったりすると朝眠って夜起きる場合もあります。
睡眠時間が不規則になると体内時計がずれてしまい、リズム睡眠障害がおきてしまいます。
この睡眠障害の症状は、寝ても疲れがとれない、短い時間で目が覚めてしまうなどの症状があります。
地球の1日(自転)は24時間なのですが、人間の体内時計は1日が25時間です。
そのため、人は毎日太陽の光を浴びることによって体内時計をリセットしているのです。
しかし、夜活動して朝眠ってしまうと太陽の光を浴びることができません。
そのため、体内時計が少しずつずれてしまい、睡眠障害がおきてしまうのです。
できるだけ朝、同じ時間帯に太陽の光を浴びるようにしましょう。
夜勤務している人は、部屋の照明を明るくして太陽の光の代わりにするとよいでしょう。
リズム睡眠障害がひどい場合は病院での治療が必要になりますが、時間がかかります。
内科・精神科的睡眠障害
この睡眠障害で多いのが『精神生理性睡眠障害』と呼ばれるものです。
この睡眠障害は「眠れないかも…」ということが気になってしまうのです。
眠らなくてはいけないと考えることそのものがストレスになっている場合もあります。
また、日中の出来事で精神的にショックなことがあったり、仕事でのストレスが原因で起こる場合もあります。
「眠らなくてはいけない」と考え睡眠薬に頼ってしまう人もいます。
この睡眠障害は心身症やうつの症状でもありますから、病院での診察をオススメします。
無理やり眠らなくても、身体を横にして休めているだけでも、ある程度の疲れは取れますから大丈夫ですよ。
ここで紹介した症状や原因は一例でしかありません。
もし、あなたがここを読んで睡眠障害かもしれないと不安になっても決め付けずに、病院できちんと診察してもらいましょう。
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